【中3英語】頑張る生徒にぜひ読んで欲しい関係代名詞の授業・主格編

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こんにちは、頑張るみなさんを応援する育伸開発です。今回は中3英語で学習する「関係代名詞・主格編」の模擬授業を行います。

関係代名詞の説明は難しいもので、学校の授業がわかりにくいと言ってくる生徒が多いです。大手学習塾の講師向け研修でも、実際に上手くいかない授業がたくさん行われており、研修担当だった私はその都度アドバイスをしてきました。

わかりにくく、力のつかない授業は生徒にとってつらいものです。その状況を改善するために先生も努力をするわけですが、先生が自分の力で1からわかりやすい授業を組み立てるのも難しいものです。

今回の模擬授業を通じて生徒のみなさんがわかったと感じ、なおかつ新人の先生も生徒にわかりやすい授業を展開できるようになるように指導案を作成しました。是非ご参考下さい。

目的格の関係代名詞の模擬授業については「【中3英語指導案】頑張る生徒を応援する関係代名詞の授業・目的格編」をご覧下さい。

関係代名詞・主格の内容を勉強する上でのポイント

  • 関係代名詞は接続詞と代名詞の働きを持っている
  • 先行詞が人になっている時の主格の関係代名詞は who になる
  • 先行詞が人以外の時の主格の関係代名詞は which になる
  • その時「その先行詞は・・・」という意味になるが、日本語には訳されない
  • 主格の関係代名詞thatは先行詞が人でも人以外でも構わない
  • 英語にするとき主格の関係代名詞の次には動詞を持ってくる
  • 頭でっかち型は「~する主語は…だ」と訳し、先行詞【関係代名詞の固まり】is ….の形にする。be動詞ではなく一般動詞を使う場合は「~する主語は…する」となる。

これらの内容を今回の授業で押さえていきましょう。では模擬授業を始めてまいります。

関係代名詞の紹介

先生:気を付け、礼!お願いします。これからしばらく関係代名詞について学習していくよ。今日は主格の関係代名詞の文を勉強して、最終的に英文を作れるようにしていこう。あとでプリント配るから、ノートは取らないで授業に集中してね。

先生:この関係代名詞なんだけど、これは接続詞と代名詞の働きを持つ言葉なんだ。本当は接続代名詞って言えばいいのだけど、それとは全く無関係の名前がついているね。では例を出すのでみていこう。

I know the boy. He speaks English.

先生:こう書いたのだけど、どういう意味かな?両方訳して。

生徒:私は少年を知っています。彼は英語を話します。

先生:そのとおり。何の変哲もない普通の文だね。で、この2つの文をつないでみようと思う。その場合接続詞が必要だね。「そして」っていう意味の接続詞を加えたいのだけど、何ていう単語を使えばいい?

生徒:and

先生:素晴らしい。そうすると…

I know the boy and he speaks English.

先生:こうなるね。これは単に文と文をつなげただけなんだ。ところがこれを関係代名詞を使った1文で書き換えることが出来るよ。and he の部分が関係代名詞whoに変わっていいということだ。では書き換えて言ってみて。

生徒:I know the boy who speaks English.

先生:正解、よく出来ました。このように関係代名詞のwhoは and と he を置き換えたものなんだ。andは接続詞でheは代名詞だね。このように関係代名詞は接続詞と代名詞の働きを合わせ持っているよ。で、訳すと「私は英語を話す(その)少年を知っています。」となるんだ。で、この時なんだけど、関係代名詞の左にある名詞を特に先行詞と言うよ。関係代名詞の先に来ているからね。あと…

先行詞が人で主格の関係代名詞は・・・who

先行詞が人以外で主格の関係代名詞は・・・which

先行詞が人でも人以外でもオールマイティに使える主格の関係代名詞は・・・that

先生:先行詞が人で~は(が)という主語の位置に来る関係代名詞は whoを使う。先行詞が人以外の時はwhichを使うと覚えておこう。あと主格の関係代名詞でthatというのもあるんだけど、これは先行詞が人でも人以外でも良いという便利なものだよ。ただ、これは特に指示をしない限り授業中使わないようにしよう。who と which の区別をつけて慣れる必要があるからね。ここまでいいかな?

生徒:OKです

先生:いいね。では軽く確認するよ。先行詞が人で主格の関係代名詞は何?

生徒:who

先生:正解。では先行詞が人以外で主格の関係代名詞は?

生徒:which

先生:いいね。そして先行詞が人でも人以外でもオールマイティに使える主格の関係代名詞は?

生徒:that

先生:その通りだ。で、疑問に思っている人が多いと思うけど、これは疑問詞ではないんだ。だから「だれ?」とか「どっち?」なんていう疑問詞の意味は無いよ。Thatも「あれ」という意味ではないからね。実際に訳には出てこないんだけど、敢えて意味を持たせると「その先行詞は(が)・・・」となるよ。

2文を1文にくっつける

先生:では、これからより具体的に練習していこう。まずは関係代名詞を使って2文を1文にしていくよ。さっき見せた例文でやってみよう。

I know the boy. He speaks English.

先生:これをくっつけていくんだけど、その時の手順が3つあるから紹介するね。

【手順】

1.同じものに線を引く

2.後の線の部分を関係代名詞に変える

3.先行詞が出てくる部分まで書いて、直後に関係代名詞・残りをくっつける

先生:この手順になるんだ。ちなみに同じものに線を引いたとき、最初に線を引いた部分が先行詞になるよ。では早速やってみよう。

先生:まず1番、同じものに線を引くけど…

I know the boy. He speaks English.

先生:この2文のうちどれとどれが同じもの?

生徒:boy と he

I know the boy. He speaks English.

先生:いいね。彼は英語を話す、と言っているけど、彼ってイコール少年のことだからね。ナーイス!そうすると最初(左側)に線を引いた部分が先行詞になって、後の(右側の)線の部分が関係代名詞になるよ。そして手順2.後の線の部分を関係代名詞に変えることをしよう。この時に確認したいのが、まず先行詞が人なのか人以外なのかだ。どっち?

生徒:人

先生:そうだ、少年は人間だね。人だ。そして次に確認したいのが、後半のheが主格なのか目的格なのかだ。「~は(が)」と訳すものは主格、「~を」と訳すものは目的格だったね。今回のheはどっち?

生徒:主格

先生:いいね。彼は・・・だから主格だね。heが主語の位置にあるから主格と考えることも出来るね。ということで、先行詞が人で主格の関係代名詞にしなさいということだ。この場合の関係代名詞はwho とwhich のうちどちらにすればいい?

生徒:who

先生:正解、いいね。ということで今、後半のHe speaks Englishが…

I know the boy. 【who speaks English】.

先生:【who speaks English】と関係代名詞を使った固まりを作ったよ。そうしたら手順3、先行詞が出てくる部分まで書いて、直後に関係代名詞・残りをくっつけることをしよう。では左から先行詞が出てくるまで言って。

生徒:I know the boy

先生:そうだ。boyという先行詞が出てくるまで言ってくれたね。その後は何がくるのかな?・・・と言ったら関係代名詞だよ。先行詞の直後には必ず関係代名詞が来ることになっているんだ。具体的には関係代名詞は何?

生徒:who

先生:いいね、正解。ということで…

I know the boy.【who speaks English】.

→I know the boy 【who

先生:こうなったね。そして残りをくっつけよう。この後にくっつける文を言って。
生徒:spekas English
先生:そのとおり。ということで…

I know the boy 【who speaks English】.

先生:このように2文を1文にすることが出来たね。

文の構造を見る

先生:では、ここで文の構造を見てみよう。まず関係代名詞は固まりを作るよ。関係代名詞のあるwhoから固まりを作っているんだけど、どこまでが固まりになると思う?

生徒:English

先生:正解だ。元々の文がwho speaks Englishだったね。だから、くっついた後の文もwho speaks Englishの部分で固まりを作っているんだ。そして、その固まりが先行詞を修飾して「~する先行詞」と訳すことになるよ。

I know the boy ←(修飾)【who speaks English】.

先生:更に関係代名詞の固まりの中には主語と動詞があるんだ。確認するけど、固まりの中の主語はどれ?

生徒:who

先生:そうだ。では動詞はどれ?

生徒:speaks

先生:正解!このように、主格の関係代名詞の後には動詞が来るからね。そして関係代名詞を使った固まりの外側にも主語と動詞があるよ。では外側の文全体の主語はどれ?

生徒:I

先生:いいね。では動詞はどれ?

生徒:know

先生:よく出来ました。ということでどう意味になっているかというとね…

I know the boy…

先生:私は知っています、少年を…

who speaks English.

先生:その少年、話すのです、英語を。こんな意味だ。でもこれだと日本語としてはまともではないね。正しい順番で訳してもらおう。ポイントは「~する先行詞」と訳すんだけど、関係代名詞自体は訳に出てこないことだよ。では、どうなる?

生徒:私は英語を話す少年を知っています。

先生:素晴らしい、よく出来ました。

2問目では先行詞が人以外になっている尾ひれ型

先生:では2問目をやろう。これも今やったのと同じような文構造になって、関係代名詞の固まりが文末にくっつくものになるよ。分詞のところで勉強したように、尾ひれにくっつくパターンだ。問題は…

This is a speech. It became famous.

先生:これだ。一応確認しておくと、speechは「演説、スピーチ」という意味で、becameは過去形で「~になった」という意味だ。becomeが現在形で「~になる」という意味だったね。famousは形容詞で「有名だ、有名な」という意味だよ。

先生:ではさっきと同じようにやっていこう。手順1.同じものはどれとどれ?

生徒:speechとIt

This is a speech. It became famous.

先生:そうだね。これは演説です。それは有名になりました。という意味だから、有名になった「それ」って「スピーチ」のことだね。では手順2.後半のItはwho, whichのうちどちらの関係代名詞になる?

生徒:which

先生:正解。今回は先行詞になるspeechが人以外になっているね。だから関係代名詞はwhichになるんだ。もちろんItは「それは」と訳すわけだから、主格だね。では手順3.に進もう。先行詞が出てくるまで英文言って。

生徒:This is a speech

先生:いいね。その後の関係代名詞と残りも付け加えて。

生徒:which became famous.

先生:ナーイス、正解!

This is a speech which became famous.

先生:こうなったね。そうすると確認するけど、関係代名詞を使った部分の固まりはどこからどこまで?

生徒:which から famous まで

先生:そのとおり!そしてその固まりの中には主語と動詞があってたね。固まりの中の主語と動詞はどれとどれ?

生徒:which と became

先生:正解!そしてその固まりが、関係代名詞のすぐ左にある先行詞を修飾しているんだった。さらに固まりの外側を見てみよう。外側の主語と動詞はどれとどれ?

生徒:This と is

先生:すばらしいね。そのとおりだ。そうすると…

This is a speech which became famous.

先生:この文がどのような意味になっているか確認しよう。

This is a speech…

まず「これは演説です」と言って…

which became famous.

先生:「その演説は有名になった」と言っているんだ。ここでのポイントだけど、修飾の向きが日本語と英語で逆になることだよ。

a speech ←(修飾)【which became famous】

先生:では確認しよう。ここの先行詞と関係代名詞の固まりの部分だけ訳して。

生徒:有名になった演説

先生:いいね。

a speech ←(修飾)【which became famous】
【有名になった】(修飾)→演説

先生:このように、矢印の向きが逆だということがわかるね。後で練習するけど、日本語を英語に直すときは分詞の単現で勉強したとおり、右側の先行詞の固まりを先に英語で左側に書くその後関係代名詞の固まりを書くことになるよ。

3問目:先行詞が人で頭でっかち型

先生:では3問目をやっていこう。ここから頭でっかち型を扱うよ。分詞の時に学習したのと同じように主語が長くなるパターンだ。関係代名詞の頭でっかち型は「~する主語は…です(…します)」となるよ。今回の2つの文は…

The girl didn’t come here. She plays the piano.

先生:これになるよ。ではまず左側の文の訳から確認しよう。左側の文を訳して。

生徒:その女の子はここに来なかった。

先生:正解。didn’t + 一般動詞の形が来ているから、~しませんでした、という意味になるんだったね。では右側の文を訳して。

生徒:彼女はピアノを弾きます。

先生:その通り。では早速2文を1文にしていこう。同じものはどれとどれ?

生徒:the girl と She

先生:そうだね。ではShe を関係代名詞に直すと何になる?

生徒:who

先生:いいね。先行詞のthe girlはで、Sheは主格の代名詞だね。ということでwhoだ。では2文を1文にくっつけて。・・・できたかな。では言ってみて。

生徒:The girl didn’t come here who plays the piano.

先生:よく頑張ってけど残念、間違えているね。The girl who plays the piano didn’t come here.が答えだ。これはまず先行詞が出てくるまで…

The girl…

先生:と書く。その後は関係代名詞と残りの固まりが来るね。だから…

The girl who plays the piano…

先生:となるんだ。後半の文の固まりが…

The girl (先行詞の直後に入る) didn’t come here.

     ↑who plays the piano

先生:The girl の後にこのように割り込んでくるんだよ。ということで…

The girl who plays the piano didn’t come here.

先生:これが答えだ。そうすると、関係代名詞の固まりはどこからどこまでになっている?

生徒:who から piano まで

先生:そのとおり。つまり…

The girl ←【who plays the piano】didn’t come here.

先生:こうなってるんだ。で、関係代名詞の固まりの外を見てみよう。外側にある、文全体の主語は何?

生徒:The girl

先生:正解。ではThe girl に対する動詞はどれ?

生徒:come(ここではdidn’t comeで動作の部分と見てもよい)

先生:その通りだね。このように主語と動詞の間に関係代名詞の固まりが挟まれているね。それが頭でっかち型なんだ。意味を取ってみると、女の子がいて、その女の子はピアノを弾く、そんな女の子が来ませんでした、と言っているんだ。では日本語に訳して。頭でっかち型は「~する主語は…する(…だ)」と訳すよ。

生徒:ピアノを弾く女の子はここに来ませんでした。

先生:素晴らしい、正解!

4問目:先行詞が人以外で頭でっかち型

先生:次に4問目に行くよ。これで全部のパターンを見ることになる。2文だけど…

The pen is very long. It was made in Japan.

先生:これでやろう。3問目と同じく頭でっかち型になるよ。両方の文を訳しておこう。どうなる?

生徒:ペンはとても長いです。それは日本で作られました。

先生:いいね。では、1文にくっつけた英文を書いて、それを日本語訳に直して。(生徒のみなさんもメモ紙かノートに実際にやってみましょう)

先生:できたかな?では、答えの英文を言って。

生徒:The pen which was made in Japan is very long.

先生:ナーイス、よく出来たね。今回の完成した文は…

The pen ←【which was made in Japan】is very long.

先生:このようになっているんだ。では訳して。

生徒:日本で作られたペンはとても長いです。

先生:よく出来ました。

*ここまででプリントの1番から4番が出来るようになりました。生徒諸君は一度ここまでの内容を自分でやって慣れておきましょう。講師の方も、ここまで生徒に演習させるか宿題を出して練習するように指示を出しておきましょう。

5問目:先行詞+関係代名詞の固まりの英語表現を作る

先生:ではつづいて、日本語を英語に直せるよう練習していこう。まずは先行詞と関係代名詞の固まりの部分に的を絞っていくよ。

沖縄に住む(一人の)おじ

先生:まずはこれね。ちなみに、「沖縄に住む=live(s) in Okinawa」、「(一人の)おじ=an uncle」だよ。で、これを英語表現になおすときは修飾関係がどうなっているかを捉えることが大切なんだ。「~する 」+ 「先行詞」の部分がそれぞれどこなのか探して。では聞くけど、「~する」の部分の日本語は何?

生徒:沖縄に住む

先生:いいね。ということで…

【沖縄に住む】→(一人の)おじ

先生:修飾関係がこうなっているね。そして日本語の右側の先行詞になる部分を、英語で先に書くんだ。ということは最初の2単語は英語で何?

生徒:an uncle

先生:そうだね。

【沖縄に住む】→(一人の)おじ

an uncle ←【         】

先生:こうなるね。そうしたら、先行詞の直後に必ず来る関係代名詞の部分の日本語を考えてみよう。その部分は「そのおじ」沖縄に住むのかな、それとも「そのおじ」沖縄に住むのかな。どっち?

生徒:そのおじ

先生:そうだ。そのおじ、と主語になっているね。ということは主語の位置には主格の関係代名詞を使うということだよ。先行詞は人だから、関係代名詞は何が来る?

生徒:who

先生:正解。whoという関係代名詞が固まりの中の主語になっているんだ。

【沖縄に住む】→(一人の)おじ

an uncle ←【who      】

先生:ちなみに英文って、主語の後に来る言葉の品詞は何?

生徒:動詞

先生:そうだね。ということはwho の後に何が来る?

生徒:lives

先生:ナイス。住むというのが動詞になってlivesが来るね。先行詞が三人称単数だから、イコール関係代名詞も三人称単数で、動詞に三単現のSが付くんだけど、それを忘れずに言えたのが大したものだ。このように、主格の関係代名詞の後には動詞(もしくは動作を表す語句)を持ってくるんだ。そして残りの in Okinawa を付けて…

【沖縄に住む】→(一人の)おじ

an uncle ←【who lives in Okinawa】

先生:こうすればいいね。英語表現の作り方をまとめると以下のようになるよ。ちなみに黄色のアンダーライン主語を表していて、赤字動詞を表しているからね。

日本語訳 【 ~する先行詞

英語の形 先行詞その先行詞 ~する 】

先生:このように、英語にする前に一度「先行詞その先行詞 ~する】」と日本をを並べ替えよう。それをそのまま英語に変換すると正しい英語表現を作れるようになるよ。さっきの日本語を図に当てはめると以下のとおりだ。

日本語訳 【沖縄に住む(一人の)おじ

英語の形 (一人の)おじそのおじ 住む 沖縄に】

英語表現  an unclewho lives in Okinawa】

先生:おさらいしておこう。まず日本語訳で【  】の部分と先行詞の部分がどこなのかを把握する→次に日本語のまま英語の形に順番を変える→最後にその順番のまま英語表現に変換する。このやり方で作っていくとやりやすいよ。【  】の中の最初の英単語は関係代名詞を使うことと併せて出来るようにしていこう。

6問目:もう1問英語表現にして慣れましょう

先生:では6問目に移るよ。これもさっきのと同じように日本語を英語に直そう。

大きい庭を持つ(その)家

先生:これなんだけど、これも文ではないから全部小文字で書いてピリオドも付けないようにね。(自信がある人はメモ紙に英語表現を書いてみよう。)

先生:ではさっき紹介した手順を追っていくよ。まず日本語訳のうち【   】の部分はどこになるかだ。どこなのか、日本語を言って。

生徒:大きい庭をもつ

先生:そのとおり。ということで「(その)家」が太字の先行詞を作る部分になる。

【大きい庭を持つ】(その)家

先生:このようになるね。では次に英語の形にしよう。日本語のまま順番を入れ替えて言ってみて。

生徒:その家【その家は 持つ 大きい庭を】

先生:素晴らしい!一般動詞の現在形を使った文は「主語 動詞 目的語(~を・~に)」の順番で文の成分を並べていくことになっているけど、その通りに言ってくれたね。ナイスだ!そうすると今…

日本語訳 【大きい庭を持つ(その)家

英語の形 (その)家その家 持つ 大きい庭を】

英語表現 

先生:このようになっているね。あとは「英語の形」を語順そのままで「英語表現」に変換して完成だ。どうなるか言ってみて。ちなみに「大きい庭 = a big garden」だよ。

生徒:the house which has a big garden

先生:ナーイス、正解!

日本語訳 【大きい庭を持つ(その)家

英語の形 (その)家その家 持つ 大きい庭を】

英語表現  the house which has a big garden】

先生:このように英語表現を作ればいいね。良く出来ました!

*目的格編の授業でまた説明しますが、「先行詞主語が…する」というパターンなら目的格の関係代名詞を使うことになります。ここではとりあえず主格の関係代名詞の後には原則動詞が来るということを意識しておきましょう。

ここまで質問ある?

生徒:ありません

先生:それはナイスだ。では次の内容に移るね

7問目:尾ひれ型の英文を作る

先生:そうするとみんなは多分英文も作れるようになっているよ。5問目・6問目の固まりを使った尾ひれ型と頭でっかち型の英文を作ってみよう。では問題。以下の日本語を英文に直して。

あなたには沖縄に住むおじが居るのですか。

(    ) you (        ) an uncle (      )(       )(    ) Okinawa?

先生:では答えはどうなった?

生徒:わかりません

先生:そうか、答えは…

Do you have an uncle who lives in Okinawa?

先生:となるよ。まずあなたにはおじが居ますか、と尋ねる時は、あなたは持っていますか、とhaveを使った文にするんだ。そして一般動詞を使った「~しますか」という文の疑問文を作るときは、主語の左にdoを登場させるルールだったね。そして、an uncle who lives in Okinawaを文末に固まりごと持ってくる。これが作り方の基本だ。ただ次は頭でっかち型で、その場合は違うパターンだよ。

8問目:頭でっかち型の英文を作る

先生:ということで問題出すね。これを英文に直そう。

大きい庭を持つその家はトムのものです。
The house (         ) (      ) a (       )(       ) (    ) Tom’s.

先生:では答えは?

生徒:The house which has a big garden is Tom’s.

先生:正解だ。良くできたね。今回の問題は…

【大きい庭を持つ】→その家はトムのものです。

先生:このように「~する先行詞…」となっているから頭でっかち型だ。ということは先行詞と関係代名詞の固まりを文の頭に持ってくる。そして「先行詞←【関係代名詞の固まり】is ….」という形にするんだよ。ちなみに文全体の動詞は一般動詞のときもあるからね。

【大きい庭を持つ】→その家はトムのものです。
 先行詞【関係代名詞の固まり】is ….
英文 The house 【which has a big garden】 is Tom’s.

先生:これで関係代名詞の主格について基本を押さえたよ。ここまでプリントの内容を出来るか試してみよう。では今から配るプリントの関係代名詞対応表の主格部分と1番から8番をやってください。ちなみに、プリントの関係代名詞対応表の目的格部分とその下にある2行の穴抜き部分はまだ教えてないから飛ばしてね。でははじめ!

*ここまででプリントの5番から8番も出来るようになりました。生徒諸君も試しに出来るかやって見てください。講師の方も生徒にやらせてみるか、宿題で出して後日確認テストをするなどして定着度を高めてあげてください。授業時間にもよりますが、ここまで授業をすると1時間くらいかかります。

9・10・11問目:関係代名詞を使わないパターンと尾ひれ型を区別して英作

先生:では次に関係代名詞を使うのと使わないパターンを見分けて英作する練習をしよう。まず日本語を3パターン紹介するから、どんな英語表現になるのか考えておいて。その後1つずつ一緒に英作していくよ。ちなみに、欲しい=want(一般動詞)、~を見る=look at ~、新しい車=a new car だよ。

1.新しい車を欲しい(その)男性

2.その男性は新しい車を欲しいです。

3.新しい車を欲しいその男性を見て。

先生:ではやっていこうか。まず確認だけど、関係代名詞を使うのって何番?

生徒:1番と3番

先生:いいね、正解だ。1番と3番は「~する先行詞」というパターンが入っているね。だから…

1.【新しい車を欲しい】→(その)男性

2.その男性は新しい車を欲しいです。

3.【新しい車を欲しい】→(その)男性を見て。

先生:1番と3番はこのような修飾関係が成り立って関係代名詞を使うパターンだ。ちなみに1番は英語に直すと、先行詞←【関係代名詞の固まり】をつくるだけでおしまいだね。3番は英文にすると、頭でっかち型と尾ひれ型とどっちかな?

生徒:尾ひれ型

先生:いいね。「~する先行詞…」という訳語が来てると頭でっかち型だけど、そうなってないから後ろに固まりを持ってくる尾ひれ型だ。そうしたら1番を英語表現にするとどうなる?

生徒:the man who wants a new car

先生:いいね、正解だ。

日本語訳 【新しい車を欲しい(その)男性

英語の形 (その)男性その男性 欲しい 新しい車を】

英語表現  the man who wants a new car】

先生:こうなるね。そうするとそのままこの固まりを使った3番を先にやってみよう。

3.【新しい車を欲しい】→(その)男性を見て。

先生:3番を英文にするとどうなる?

生徒:Look at the man who wants a new car.

先生:いいね、正解だ。「~を見て。」とあるから命令文だね。命令文は動詞の原形で始めなければいけないから、Look at ~を文頭に持ってくる。そして尾ひれ型だから、Look atの後に先行詞+関係代名詞の固まりを付ければいいね。

3.【新しい車を欲しい(その)男性を見て。

Look at the manwho wants a new car】.

先生:では2番をやろう。

2.その男性は新しい車を欲しいです。

先生:これは、「~する(その)男性」となっていないね。だから関係代名詞は使わないね。では聞くけど、英語にしたときの主語は何?日本語で答えて。

生徒:その男性は

先生:いいね。「~は」とか「~が」にあたる部分が英語での主語になるんだ。その部分は「その男性」だけだね。だから英文にしたときの主語はthe manだ。

*ちなみに日本語の主語と英語の主語は原則一致します。

先生:そうすると、これって中1で学習した一般動詞の文になるね。一般動詞の現在形を使う場合は「主語は~する…を」の順番で英語表現を並べていくんだったね。ではその順番で英文に直して言って。

生徒:The man wants a new car.

先生:正解。その男性は(The man) 欲しい(want) 新しい車を(a new car). こうやってあげればいいね。そうすると3パターンがこのように…

1.【新しい車を欲しい】→(その)男性

the man ←【who wants a new car】

2.その男性は新しい車を欲しいです。

The man wants a new car.

3.【新しい車を欲しい(その)男性を見て。

Look at the manwho wants a new car】.

先生:英語表現に直せるね。ここまでいいかな。

生徒:大丈夫です。

先生:ナーイス!

12・13・14問目:関係代名詞を使わないパターンと頭でっかち型を区別して英作

先生:では、主格最後のパターンやるよ。同じく3問英作するんだけど、今度は関係代名詞を使わないパターンをまず見分けよう。関係代名詞を使うものは頭でっかち型になるのが1つ入ってるよ。

4.そのネコは公園を走っています。
5.公園を走っているそのネコ
6.公園を走っているそのネコは英語を話します。

先生:では確認しよう。関係代名詞を使わない表現は何番?

生徒:4番

先生:正解。これだけ「~している先行詞」という部分が無いね。もっと正確に言うと、4番は現在進行形の文だ。「主語は~している」という内容だからね。では質問するけど進行形の文を作るとき、主語の後に何ていう形を持ってくるのだったかな。

生徒:be動詞+~ing

先生:ナイス。「主語は~している」というのを英文にするときは、「主語 be動詞 ~ing」の形を持ってくるんだったね。では英作して。

生徒:The cat is running in the park.

先生:正解、よく出来ました!では次に行こう。5番なんだけど、これは「~している先行詞」となっているから…

5.【公園を走っている】→そのネコ

先生:こんな修飾関係だね。では英語に直した時の最初の2単語は何?

生徒:the cat

先生:正解。

5.【公園を走っている】→そのネコ
the cat ←【       】

先生:そうするとこうなるね。で、その後の関係代名詞は主格「~は」、目的格「~を」のうちどっちの意味になっている?

生徒:~

先生:その通り。ネコがいて、そのネコ公園を走っている、こうすると意味が通るね。ネコがいて、そのネコ公園を走っている、こうすると意味が通らないね。主格だ。

先生:では先行詞catの後の関係代名詞は何?

生徒:which

先生:いいね。先行詞は人以外で主格の関係代名詞を使うから which だ。

5.【公園を走っている】→そのネコ
the cat ←【which       】
*まだ目的格の関係代名詞を学習していないので、主格の関係代名詞しか授業中は出てこないのですが、目的格の関係代名詞との使い分けのため、ここで確認を入れています。目的格なら「そのネコ主語が…する」となるはずなのですが、「そのネコを走っている」とはならないので、やっぱり主格の関係代名詞になることがわかります。

先生:ではその後の英語をつづけて言ってみて。

生徒:is running in the park

先生:よく出来ましたー!

日本語訳 【公園を走っているそのネコ

英語の形  そのネコそのネコ 走っている 公園を】

英語表現  the catwhich is running in the park】

先生:関係代名詞の固まりの中が【そのネコ 走っている…】となっているね。このように「主語は~している」というパターンは現在進行形の文だから、主語whichの後にbe動詞と~ingをセットで持ってこよう。そうしたら6番だけど…

6.公園を走っているそのネコは英語を話します。

先生:これを英語にすると何型になる?

生徒:頭でっかち型

先生:いいね。「~している先行詞は…します」というパターンだから主語が長いね。頭でっかち型だ。今回は「…話します。」と一般動詞 speak(s) を文全体の動詞として使っていることがわかるね。その場合は

 ~している先行詞は…します
 先行詞←【関係代名詞の固まり  】+動詞 (+目的語など)

先生:こんな形にして英文を作るといいよ。では6番の表現を使って英文を作って。

生徒:The cat which is running in the park speaks English.

先生:正解!

6.【公園を走っているそのネコは英語を話します。

The catwhich is running in the park】 speaks English.

先生:今言ってくれたようにこう英文が出来るね。よく出来ました。ちなみに、ここで出てきた関係代名詞whichだけど、もしこれを使っていけない場合は何を使えばいい?

生徒:that

先生:そうだ。先行詞が人でも人以外でもオールマイティに使えるthatでも良かったね。日本語訳は変わらないよ。そうしたら…

3.Look at the man who wants a new car.

先生:このwhoが使えないとしたら、何に書き換えることが出来る?

生徒:that

先生:いいね。やっぱりthatだ。このようにwho, whichの代わりに使うことができるのが関係代名詞thatだよ。これで主格の関係代名詞について一通り学習したね。そうしたらプリントの9番から14番を英語に直せるか軽くテストしてみよう。このプリントではwho,whichともに使わないよう指示が出てるから、thatを使って英語にしてね。でははじめ!

*ここまでで9番から14番も出来るようになりました。関係代名詞を使わないパターンの語順がどうなるのか、使うパターンとの違いを意識して英作出来るよう練習しましょう。講師の方は練習時間を設けたり宿題で練習するよう指示を出してください。

いかがでしたか。関係代名詞は文構造が複雑になります。また、今までの文法と区別することも必要になりますので、細かく授業を進めてきました。そのため今回はかなり長くなりましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました。

では以下ダウンロードプリントとなっていますので是非ご利用下さい。

関係代名詞(主格) 問題 sizeA4.pdf (7 ダウンロード)

関係代名詞(主格) 解答 sizeA4.pdf (7 ダウンロード)
目的格の関係代名詞の模擬授業については「【中3英語指導案】頑張る生徒を応援する関係代名詞の授業・目的格編」をご覧下さい。
主格と目的格の関係代名詞を見分けて英作できるようにしたい方は「【関係代名詞の授業】主格と目的格を見分けて英文作れるようにします!」をご覧下さい。

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