【中3英語・指導案】出来るように教える分詞の授業ー現在分詞編

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こんにちは、育伸開発です。

中3英語で学習する分詞の模擬授業を行います。現在分詞と過去分詞がありますが、今回の内容では現在分詞までを扱います。まだ授業をするのになれていない新人講師の方や、中3生で分詞の勉強をしたい方向けに作成しました。是非ご参考下さい。

講師の方、生徒の方、勉強しているみなさん、頑張って下さい!

現在分詞を学習する上でのポイント

  • 現在分詞と過去分詞がある
  • 現在分詞は~ingの形が基本で「~している」という意味になる
  • 過去分詞は~edの形が基本で「~される(た)」という意味になる
  • 主語が~している主語+be動詞+~ingの形にする
  • ~している名詞名詞~ingの固まりの形にする
  • 現在分詞が1単語だけで名詞を修飾しているときは名詞の直前に置く
  • 過去分詞の場合も現在分詞と同じようなパターンである
  • 主語が~される→主語+be動詞+過去分詞の形にする
  • ~される名詞→名詞+過去分詞の固まりの形にする
  • 過去分詞が1単語だけで名詞を修飾しているときは名詞の直前に置く

今回の記事では現在分詞の文を作るところまでになっています。では模擬授業を始めます。(*スマホでご覧の方はなるべく横長の画面モードでご覧ください。そうすると板書内容を表す青枠内が見やすくなります。)

現在分詞と過去分詞の紹介

先生:気をつけ、礼!お願いします。ではこれから分詞について学習していくよ。今から板書するけど、後からノーと取る時間あげるから、なるべく頭に入れていって。

【分詞】
現在分詞 ~ing / ~している
過去分詞 ~ed / ~される

先生:現在分詞は~ingの形が基本で「~している」という意味になるよ。そして過去分詞は~edの形が基本で「~される(た)」という意味になるんだ。実はこれって、ingの形は中1のときに現在進行形を習っていてそれでみんなもう知ってるね。過去分詞も中2で習った受動態の時に出てきたね。ここまでいいかな?

生徒:はい

先生:一応確認しておくね。run、これを現在分詞になおすとどうなる?

生徒:running

先生:そうだ。ではこれを訳して

生徒:走っている。

先生:そのとおり。では過去分詞も確認するよ。use、これを過去分詞になおして。

生徒:used

先生:いいね。では訳して

生徒:使われる

先生:いいじゃなーい。正解。ちなみにuseって規則変化動詞だから、use(現在形) – used(過去形) – used(過去分詞形)で変化するね。だから過去形と過去分詞は同じ形になるのが普通だ。でも不規則変化する動詞もあったね。それも確認しておこう。eat、これの過去分詞は何?

生徒:eaten

先生:その通り。eat- ate- eatenで変化するんだったね。このように不規則変化動詞は過去分詞に直しても最後がedで終わってないことがあるよ。ではeatenを訳して。

生徒:食べられる

先生:正解。ちなみに食べられるのって何が?

生徒:物が

先生:おお、よく言えたね。普通は「物人間様によって食べられる」のだったね。

*中2の受動態を学習するときなどで、人間は~する、人間は~した、物は~される、物は~された、というパターンが多いことを言ってあります。これは後々の現在分詞と過去分詞の使い分けの伏線となっています。



 現在分詞

先生:ではこれから1の現在分詞の内容を細かく勉強していこう。これは大きく(1)と(2)の2パターンあるよ。

(1)進行形の文

先生:まず(1)を教えていくね。

 現在分詞
(1)進行形のパターン
主語が~している /  主語+be動詞+~ing

先生:これは実はすでに習ったことのある現在進行形と過去進行形のことだ。みんなわかってるからサラッといこう。

The boy is playing the guitar.

先生:こう例文を書いたよ。ズバリ、訳して。

生徒:その少年はギターを演奏しています。

先生:いいね。彼はギターを演奏しています、と今彼がやっている最中であることを表しているね。ちなみにこの文の主語は The boy だけど、動詞はどれ?

生徒:is

先生:そのとおり。主語の後にbe動詞が来ているんだね。しかも、be動詞とセットでplayingという現在分詞が使われているね。このように…

(1)進行形のパターン
主語が~している / 主語+be動詞+~ing
The boy is playing the guitar. *be動詞 + ~ingがセット

先生:主語が~している、という意味の英文を作りたいときは、主語の後にbe動詞+~ingをセットで持ってくる。わかった?

生徒:わかりました

先生:では次ね。(2)に行くけど、ここからが中3で新しく学習するパターンなんだ。

(2)名詞を修飾するパターン

(2)名詞を修飾するパターン
~している 名詞 / 名詞 ← (修飾)~ingの固まり
I know the boy playing the guitar.

先生:この例文を書いたよ。これがみんなにとって初めてのパターンなんだ。じゃぁ確認するけど、現在分詞があるよね。どれ?

生徒:playing

先生:そうだ。ここにingのついた形であるplayingがあるからね。これが現在分詞だ。ちなみにその左側にbe動詞ある?

生徒:ありません

先生:ないよね。be動詞と現在分詞がセットになってないんだ。こういうときは分詞の固まりがすぐ左の名詞を修飾して、~している名詞、という意味になるよ。で、play the guitarでギターを演奏する、という言葉の固まりを作るよね。だから今回はplaying the guitarで現在分詞を使った固まりを作っているよ。

the boy playing the guitar

先生:では、この部分だけを訳して。

生徒:ギターを演奏している生徒

先生:すばらしい。~している名詞、と後ろから前に向かって修飾しているんだ。だからギターを演奏しているその生徒、と訳せばいいね。全体として、私はギターを演奏しているその生徒を知っています、という意味だ。

the boy(修飾)playing the guitar
ギターを演奏している(その)少年

先生:このように分詞の固まりが名詞の部分であるthe boyを修飾しているよ。ここで確認だけど、英語と日本語の修飾の矢印の向きはどうなってるかな。同じか逆かどっち?

生徒:逆

先生:そうだね。実はここが日本語と英語の感覚がズレるところなんだ。英語では「~している」という分詞を使った説明部分を後からbe動詞を入れないで付け加えているんだよ。日本語と順番が逆だ、と意識しておいて。では文全体を確認しよう。訳して。

生徒:私はギターを弾いているその少年を知っています。

先生:いいね。では、ここまでの内容を一旦ノートに取ってください。

【分詞】
現在分詞 ~ing / ~している
過去分詞 ~ed / ~される
 現在分詞
(1)進行形のパターン
主語が~している / 主語+be動詞+~ing
The boy is playing the guitar. *be動詞 + ~ingがセット
その少年はギターを演奏しています。
(2)名詞を修飾するパターン
~している 名詞 / 名詞 ← (修飾)~ingの固まり
I know the boy(修飾)playing the guitar.
私は ギターを演奏している (その)少年を 知っています。
*(その)走っている→少年 = the running boy
分詞1単語で修飾するときは分詞を名詞の左に置く

名詞句で日本語訳と構造を確認

先生:そうしたら、ここまでの内容を練習していこう。まず日本語訳に直していくよ。語句の固まりを何パターンか書くから、頭の中で日本語に訳していって。いつものように後からプリントを配るから、ノートは取らないでね。

the girl speaking English
the boy running in the park
the running boy

先生:では最初の英語表現を訳して

生徒:英語を話している女の子

先生:正解。次のは?

生徒:公園を走っている少年

先生:いいね。一番下のは?

生徒:走っている少年?

先生:おお、よく言えたね。(その)走っている少年、という最後のなんだけど、現在分詞が固まりを作ってなくて、runningの1単語だけで名詞を修飾しているんだ。そういうときは分詞を名詞のすぐ左に入れるっていうルールになっていたね。それを覚えておいて。まぁ、覚えると言うより普通の感覚にもどすだけだけどね。例えば…

a (        ) pen

先生:「1本の長いペン」って英語の表現になおすとどうなる?

生徒:a long pen

先生:そのとおり。

a long(1単語で修飾)→ pen
the running(1単語で修飾)→ boy

このようにlongという形容詞が1単語だけでpenという名詞に修飾しているね。その時形容詞は名詞の左側に置いて日本語と同じ語順になるんだ。分詞も実は形容詞と同じ働きをして、名詞を修飾出来るものなんだ。だからrunningという分詞が1単語だけで名詞を修飾するときは、名詞のすぐ左に置こう。英語に直す練習は後でやるよ。

a boy under the tree

先生:ではこれ。訳して。

生徒:木の下の少年

先生:そう。ここでのポイントは修飾している語句の単語数だ。木の下の…というunder the treeの部分は2単語以上の固まりになっているね。

a boy(修飾)under the tree
木の下の(修飾)(一人の)少年

先生:こういう2単語以上の固まりは名詞の後ろに置くんだ。分詞の固まりが後ろに来るのと同じだし、英語と日本語で言葉の順番が逆になるのも同じだよ。わかった?

生徒:はい


日本語を英語の語句に直す練習

先生:では次に日本語を英語の表現になおす練習をするよ。

空を飛んでいる(一匹の)鳥

先生:これを英語になおすときは、修飾関係を見るんだよ。

空を飛んでいる (一匹の)鳥

~している名詞」の名詞の部分を先に英語で書く。これがポイントだ。そうすると名詞の部分の日本語は何?

生徒:鳥

先生:いいね。そうすると

空を飛んでいる (一匹の)鳥
a bird

先生:a birdとなる。その後「空を飛んでいる」と言う部分を英語になおすよ。ちなみに空を飛ぶはfly in the skyだよ。なおして。

生徒:flying in the bird

先生:正解。それをa birdの後にくっつけるんだけど、その時ってbe動詞をつける、つけないどっち?

生徒:つけない

先生:いいね。だから・・・

空を飛んでいる (一匹の)鳥
a bird flying in the sky

先生:a bird flying in the skyとなるよ。じゃあ、分詞1単語で修飾するパターンも作ってもらおう。(一匹の)飛んでいる鳥、を英語になおすと?

(一匹の)飛んでいる鳥

生徒:a flying bird

先生:その通りだ。

(一匹の)飛んでいる→鳥
a flying→ bird

先生:このように分詞が1単語で名詞を修飾するときは、分詞を名詞の左に置くんだったね。よく出来ました!

*ここまででプリントの1番から6番の内容になります。このサイトで勉強している生徒さんは、一度日本語を英語表現になおせるように練習しましょう。講師の方は少し練習する時間を設けて、英文を作る前に語句の固まりを作れる状態にしておきましょう。
以下ダウンロード(無料)できますので、プリントアウトしてご利用下さい。

英文3パターンの違いを理解する

先生:では続いて英文を見ていこう。ここでは3パターン区別をつけて正しく訳せるようにする必要があるよ。今から3パターンの英文を書くから、日本語訳を考えていてね。ちなみにdanceは「踊る」という意味の一般動詞、over thereは「あちらで、むこうで」という意味で場所を表す語句だよ。

I know the boy dancing over there.
The boy dancing over there is Tom.
The boy is dancing over there now.

先生:まず一番上のは?

生徒:私はあちらで踊っているその少年を知っています。

先生:いいね、そのとおり。

I know the boy(修飾)dancing over there.

先生:私はあちらで踊っている少年を知っています、となる。次に真ん中のは?

生徒:わかりません。

先生:実はこれが日本人にとって苦手な頭でっかち型なんだ。

The boy dancing over there is Tom.

先生:具体的に見ていくと、この文の動詞ってどれ?

生徒:is

先生:そうだね。be動詞だからisが動詞だ。そうするとその前のThe boy dancing over thereの部分が主語だね。ということでここ(boyの右側)にbe動詞ある?

生徒:無い

先生:そうだね。無いということは・・・

The boy(修飾)dancing over there

先生:分詞の固まりがすぐ左の名詞を修飾していることになる。この場合は主語の部分の日本語訳が、あちらで踊っている少年は…となるんだ。分詞の固まりと名詞が主語に来ているときは、~している名詞は…と訳すんだよ。で、全体を訳すと…

The boydancing over there is Tom.

先生:あちらで踊っている少年はトムです、となる。

The boy is dancing over there now.

先生:では一番下のは?

生徒:少年が今あちらで踊っています。

先生:すばらしい。これは…

The boy is dancing over there now.
be動詞~ing がセットになっている→「主語は~している」と訳す

先生:The boyの後にbe動詞と現在分詞がセットになってあるよね。だから進行形の文だ。主語は~しています、と訳すパターンだね。ということで、少年が今踊っています、となる。まぁ、みんなが気をつけるべきは真ん中だよ。主語が長ったらしくなっている場合は頭でっかち型で、~している主語は○○です(○○します)、と訳すようにしよう。

3パターンを英作できるようにする

先生:ではつづいて日本文を英作しよう。今見たようなのと同じパターンでやってみよう。ノートに英文書いていって。

1.私はギターを演奏しているその少年を知っています。
I (        ) the boy (           ) the guitar.
2.ギターを演奏しているその少年はトムです。
The (        ) (           ) the guitar (     ) Tom.
3.その少年はギターを演奏しています。
The boy (     )(           )the guitar.

先生:では答えあわせと解説をしよう。まず1番はどうなった?全文言って。

生徒:I know the boy playing the guitar.

先生:いいね。日本語で主語と動詞になるところを見ると、私は知っています、だね。だから…

1.私はギターを演奏しているその少年を知っています
I (  know ) the boy (           ) the guitar.

主語と動詞を最初にI knowと決める。その後に、ギターを演奏しているその少年を、っていう部分を英語で書くね。その時…

1.…ギターを演奏しているその少年を
the boy(  playing ) the guitar.

右側の名詞の固まりであるその少年the boyを先に書いて、後にbe動詞を入れないでplayingの固まりを続ける。それで・・・

1.私はギターを演奏しているその少年を知っています。
I (  know ) the boy (  playing  ) the guitar.

先生:となって完成!では2番目だけど…

2.ギターを演奏しているその少年はトムです。
The (        ) (           ) the guitar (     ) Tom.

先生:これは頭でっかち型だね。~している主語は…とあるからね。そうするとまず…

2.ギターを演奏しているその少年は

先生:この主語になる部分だけ英語表現に直して。

生徒:The boy playing the guitar

先生:その通り。これはもうみんな作れるね。そうしたらその後だ。主語の後には何がくるの?といったら動詞が来るよね。今回、少年=トムだというイコールの関係が成り立ってるよ。ということは何が来る?

生徒:is

先生:そのとおり。イコールの意味を表すbe動詞を持ってこよう。別の言い方をすると~している主語は○○です、という日本文があったら英語では主語ingの固まり be動詞の文を作るといいよ。ということで…

2.ギターを演奏しているその少年はトムです。
The (  boy  ) (  playing  ) the guitar (  is  ) Tom.

先生:となるよ。では3番目ね。

3.その少年はギターを演奏しています。
The boy (     )(           )the guitar.

先生:答えはどうなった?

生徒:The boy is playing the guitar.

先生:いいね。主語は~しています、のパターンだからThe boyの後にbe動詞と現在分詞をセットで持ってくるんだ。ということで…

3.その少年はギターを演奏しています。
The boy (  is  )(  playing  )the guitar.
be動詞 + ~ing はセット

先生:The boy is playing the guitar.となる。みんなよく頑張ったね。そしてかなり出来るようになったよ。ではここまでのプリントを配るよ。これで例文の1番から12番まで出来るようになったよ。次回、ここを確認テストするから覚えてきてね。これが今日の宿題です。ではおしまい。気を付け、礼!ありがとうございました!!

*生徒の方は、ここまでで一度英文を作れるようにしましょう。7番から12までを練習→自己テストをして下さい。講師の方は授業時間があれば同じように暗記練習をさせ、その後テストを行うと良いです。次の授業の最初に英語の語句や英文を作れるかどうか確認テストをしましょう。その後は問題集で現在分詞の所を演習して更に力をつけていきましょう。

以下ダウンロードできるプリント(再掲)です。ご利用下さい。

分詞 問題 sizeA4.pdf (15 ダウンロード)

分詞 解答 sizeA4.pdf (14 ダウンロード)

以下へつづく

英語をわかりやすく教えます!頑張る中3生へ贈る分詞授業2ー過去分詞編

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